クレンチング症候群、食いしばりを知ろう。

【クレンチング症候群とは】
ストレスが原因で無意識に食いしばってしまう癖のことを言います。

食いしばりの原因は
噛み合わせや歯並びの問題、歯の被せ物が合っていない場合などがありますが、
強いストレスを感じた時には特に食いしばりをしやすくなります。
本人に自覚がないためなかなか改善しにくく、気づかないうちに体に悪影響を与えます。

顎の力は肉を噛みちぎったり硬いものを噛み砕いたりするだけあって、とても強いのです。
意識的に噛んでいる時にさえ強い咬合力ですから、それが無意識の食いしばりとなると体重の2、3倍の力がかかり、歯や体に大きな負荷を与えます。
食いしばりが続くと肩凝り首凝りはもちろん、腰痛、めまいや頭痛、顎関節症、歯周病の悪化や知覚過敏、歯が削れたり欠けてしまうこともあります。

【歯ぎしりの唯一のメリットはストレス発散】
睡眠中の食いしばりや歯ぎしりは、ストレスを発散する行為なので無理矢理やめさせるわけにもいきません。(百害あって一利だけあるのが食いしばりです。)
マウスピースを使用すると歯と歯茎へに負担を減らし安心して食いしばりができます。
私もマウスピースを使用していますが、つけ初めの頃は違和感で余計に食いしばりしてしまい肩や首が凝っていました。が!慣れた今は心置きなく食いしばりができますし、日中に意識的に深呼吸や口元の力を抜いたり、リラックス(脱力)するように心掛けたら、強い食いしばりの頻度は減り、現在は寝起きに顎や奥歯に激痛が走ることはありません。
マウスピースは歯医者さんで作ってもらえます。

【今まさに食いしばりの凝りが酷い方】
筋肉が緊張して凝りが酷くなると余計に体に力が入ってしまいます。
体をよく動かしたり、お出かけして景色を眺めたり、日中にストレスを発散する必要があります。
リラクゼーションで凝りをほぐす事も凝りの緩和とストレスの発散になると私は実感しています。
選ぶのであれば、オイルやヘッドスパなどリラックスメインでほぐすコースがおすすめです。
凝りをほぐすと、リラックスしやすい体になります。

食いしばりは自覚することから。
自分に意識を向け、凝りの原因に目を向けましょう!

ちなみに、過度のストレスが原因の場合は心療内科、噛み合わせや歯並び、顎関節症など口内に原因がある場合は口腔外科になります!

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